地域在住高齢者のフレイユ予防効果 - ユーカリを使ったアロマセラピー
青山 泉 (東海大学 医学部専門診療学系漢方医学)
津曲 優子(杏林大学 保健学部リハビリテーション学科作業療法学専攻)
ユーカリといえばオーストラリアを思い浮かべるでしょう。
実は、現在、静岡県藤枝市ではユーカリが盛んに栽培されています。
かつて、ミカンの産地として知られる静岡では、ミカン産業が衰退しており、静岡県藤枝市村良では最年少のミカン農家は70代、農家数は44軒からわずか4軒に減少しています。
このような状況で、農家の経済的安定を支援できるユーカリに注目が集まっています。
静岡の気候に適したユーカリは、最小限のメンテナンスで、80代の農家でも栽培できるため、地域の活性化に重要な役割を果たしています。この記事では、作業療法プログラムでユーカリの爽やかな香りを活用した研究について説明します。
作業療法士と共同で実施されたこの研究では、65歳以上の参加者がユーカリの収穫と工芸品の製作に従事し、認知機能と運動機能を評価しました。
健康寿命を延ばすには、フレイユの予防が不可欠です。虚弱と呼ばれるフレイユは長期介護の必要性を引き起こす可能性があるからです。フレイユ予防には、運動療法や社会的交流を促進する活動などがあり、今回ユーカリを使った作業療法が選択されました。
2か月にわたって、8つの介入が実施され、それぞれが週に1回、120分のセッションで構成されていました。園芸療法プログラムには、ユーカリの収穫と工芸品の製作が含まれていました。各セッションには、健康診断、準備、園芸活動、片付け、振り返りが含まれていました。
参加者は、ユーカリの心地よい香りが染み込んだ素敵な製品を持ち帰ることが出来、香りを楽しむことができるこの作業療法は、フレイユ予防への持続可能なアプローチです。ユーカリから作られたクラフトは、参加者が「片足立ち」の項目が向上し、バランス感覚も向上し、本人の「幸福感」の項目を高めました。
参加者は、ユーカリの心地よい香りが染み込んだ素敵な製品を持ち帰ることが出来、香りを楽しむことができるこの作業療法は、認知症予防への持続可能なアプローチです。ユーカリから作られたクラフトは、参加者が「片足立ち」の項目が向上し、バランス感覚も向上し、本人の「幸福感」の項目を高めました。
参加者は、この体験を「至福の時間」と表現し、ユーカリグロブルスよりもレモンユーカリの葉の爽快な香りに魅せられ、健康意識の向上や、満足など、良い変化をもたらしました。
詳細については
詳細については、論文をご覧ください: https://www.union-services.com/sst/journal.html
何かありましたらお気軽にご連絡ください:hospitarity.aroma@tokai.ac.jp
