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IFA東京セミナーレポート(2018年9月)

Posted by Lauren at 11:03 日時 2018/01/03

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2018年9月9日(日)、10日(月)
会場:DAYS赤坂
2016年9月9日(日)、10日(月)の二日間、DAYS赤坂にて開催されました。のべ約80名ほどの方に参加頂き今年も盛会でした。

1日め 小山めぐみ氏
「統合医療におけるアロマセラピーの役割」

医療従事者及びセラピストとの立場からクリニック診療におけるアロマセラピーの役割について2013年からの事例の考察をお話いただきました。診療の中にアロマセラピー取り入れる経緯についてもお話いただきました。補完医療として継続してアロマセラピートリートメントを受けともらう事により減薬効果や社会貢献へとつながることも期待できる内容でした。

宮川明子氏
「リズミカルボデイセラピー」

月経リズムで身体を整えるという内容でお話いただきました。整体師でもある宮川氏より
頭蓋骨、肩甲骨を意識して整える事で妊活、月経リズム、更年期での体調管理についてのお話いただきました。

青山泉氏
「実践に活かすコミュニケーション技術における心のケア~体質学と気質学から考えるアロマ&ハーブテラピーとの融合」

「性格の体質学」は胎児の時期妊娠3週目から8週目に形成され、「外肺葉」、「内肺葉」、「中肺葉」の3タイプに分類し、性格の特徴についてお話いただけました。当日は、パワーポイントの資料も配布頂きタイプ別に適したアロマ精油、ハーブの一覧についての資料の提示をいただけました。

桑波田日香里氏
「医療現場におけるアロマセラピー〜痛みに効く精油の薬理学的解析」
「痛み」に関する科学的な定義を専門家の立場から説明いただきました。「疼痛緩和」と一口に言っても痛みの種類により(急性、慢性、心因性、神経性等)適切な化学成分との相性が重要である点についても詳細にお話いただきベルガモット、゙等精油の鎮静効果について焦点をあてて効果についてもご説明いただけました。

Tokyo_Workshop_Report_September_2018.jpg


アン・マリー氏
「24時間「体内時計」アロマセラピー~一日を通して身体的・感情的健康をサポートする
エッセンシャルオイルの使い方」
体内時計についてアン・マリー女史が英国から東京へ講演出張の際、実際に体感された時差についてと日中の時間で活動に適した時間についてお話いただきました。

バーグ文子氏
「Al-Luban (フランキンセンス)」
フランキンセンスについてフォーカスした講演でした。現地オマーンのドファール地方のフランキンセンスの生育地のスライドを拝見しながら現地の様子がわかる内容でした。現地では日常お香として飲用としても利用され、生活に溶け込んでいる精油でした。実際にフランキンセンスのエッセンスウォーターも試飲させていただきました。

斉藤さや可氏
「未知のわたし・可能性と希望に出会う「空間分析」」
参加型の講演で実際に斉藤さや可講師の指示に従い山、家、川等風景を各々描き心理状態を読み取る手法を伝授していただきました。セラピーの際の自己分析、クライアントへのアプローチ手段としての一助になる内容でした。

熊谷 千津氏
「美しさをかなえる精油のチカラ ~最新の研究データから」
ローズ精油にフォーカスし女性ホルモンへの働きかけについての事例をスライドで比較していただき分かりやすい内容でした。ローズウォーターの使用効果も肌への働きかけの効果の実験効果も印象に残りました。害虫忌避効果で(ゴキブリ)がレモングラスの精油使用に効果がある点も科学的研究データを基に説明いただけました。

稲本正氏
「日本産天然精油の今後の可能性について」
高級和菓子の楊枝に使用される黒文字(クロモジ)は、精油の成分はアマゾンのローズウッドのリナロール成分と同じである点について言及されていました。その他日本産精油ではミズメザクラはサルチル酸の成分が豊富で筋肉痛の緩和に効果が期待できる精油。ネロリの効果同様に期待できる姫小松等実際に飛騨高山からの樹木の葉を持参いただきました。
日本の国土は約67%森に覆われ温帯林として世界一の面積率である点も今後も和の精油の可能性に期待したいところです。

IFA東京代表 小森 記録