受講生ハンドブック

受講者ハンドブックは、コース受講期間中を通して参照いただくもので、お持ちの質問の大部分はこちらで解決できるでしょう。生徒として会員登録すると、学習に役立つ追加資料を含む、受講者支援ページへアクセスすることができます。

ハンドブック (PDFファイル) をダウンロードするには、 こちらをクリックしてください。 

セクション 1: はじめに

国際アロマセラピスト連盟(IFA)は、1985年の設立以来、資格授与団体としての役割だけではなく、アロマセラピストのプロフェッショナル団体として運営されてきました。IFAは、認定校のカリキュラムを通して、教育や指導、またトレーニングなどを行うことにより、アロマセラピーの知識や実践、また専門を発展させ、健康の維持と幸福に寄与することを目的として設立された公益のためのチャリティー団体です。IFAは資格授与団体として、さまざまな認定校を持っており、外部アセスメント試験や試験審査員を派遣することにより、受講生が安心して学習できるよう心がけています。認定校には、認定基準を設けており、基準を満たして初めて認定校リストに掲載されます。また、認定校の運営状態はIFAにより常にモニターされ、苦情などがあった場合は調査を行います。万が一、認定校が基準を下回る場合は、積極的にサービスの向上を目指し改善を行います。

セクション 2: 目的

このハンドブックの目的は、受講生に関連するIFAの役割を明確にすることであり、受講生は、IFAとコンタクトを取る場合は、このハンドブックの規則に従う必要があります。ハンドブックには、役立つ情報や学習の参考になる様々な情報が記載されています。

セクション 3: 資格の詳細
  • 認定校は、IFAウェブサイトに記載されているコース内容の授業を行います。位認定と履修済み科目免除に関する方針により、履修済みの特定の科目の単位を免除可能な場合もあります。
  • 受講生は、IFAウェブサイトにログイン可能になり次第、IFAオンラインショップよりシラバスを購入することができます。
  • それぞれのIFA資格の評価基準や必修課題などの詳細は、IFAウェブサイトに記 載されています。
  • 全ての資格は、IFAアセスメント外部試験と内部試験により評価されます。試験の手続き、内容などの詳細は認定校にお問い合わせください。

セクション 4: 認定校

すべての認定校は、IFAウェブサイトの認定校リストに掲載されています。認定校リストには、認定校のビジネスネーム、認可済みのトレーニング場所住所、資格コースの種類、講師の氏名や認定校の連絡先が記載されています。

セクション 5: 受講者に対する認定校の責任

受講生は、認定校に対する受講生の責任、受講者に対する認定校の責任を理解することに努めてください。

認定校は以下の項目を受講生にお伝えします。

  • 契約または合意事項
  • 資格講座の情報・時間割
  • 認定校内での、苦情や申し立てに関する方針や、その他関連する方針や手順
セクション 6: 受講生に対するIFAの責任
  • 受講生は、曖昧さ回避のため、IFAではなく認定校と契約を結びます。IFAは、認定校と受講生の間のいかなる取り決めにも関与はいたしません。
  • IFAは、認定校のサービスを常にモニターし、万が一基準を満たしていない場合は調査を行います。また、アクションアイテムを実行し、必要に応じて制裁を行い、受講生に影響しないよう問題を対処します。
  • IFAは、試験結果やその他のモニタリング、また抜き打ち検査の実施を通して、認定校のサービスをモニターしています。
  • 受講生は、認定校の認定基準をIFAウェブサイトで確認できます。
  • 認定校が、いかなる理由であれ、IFA資格コースの取りやめを決定した場合、IFAはトランファー制度に従い、受講生の利益の保護を第一に考え、あらゆる適切な対策を行います。
セクション 7: 追加受講

スキル向上のために、新たに追加で資格のコースに登録する場合は、学生会員の費用は不要です。登録の際は講師にお伝えください。IFAのカリキュラムでは、 IFA の合理的調整特別配慮する方針により、単位(同等の内容と認められたもの)の移行を認定していますので、再度同じ教科を受講する必要はありません。

セクション 8: 機会平等と多様性
  • IFAは、さまざまな方が資格取得を勉強できる環境づくりを目指しています。
  • 認定校は、 IFAの機会平等多様性する方針合理的調整特別配慮する方針に従い、すべての受講生を公平かつ平等に扱います。また、受講生が、障害、ジェンダー、人種、年齢、婚姻、シビル・パートナーシップ、性的指向、宗教、また信条に関わらず平等に資格取得を目指せる環境を提供します。
セクション 9: データ保護
  • IFAはデータ保護する方針、またはプライバシーにする方針に従い、受講生の個人情報を保護します。
  • それぞれの認定校は、IFAのデータ保護に関する方針に加えて、各校独自のデータ保護に関する方針を定めています。
セクション 10: 記録の保管
  • IFAは 情報保管・削除に関する方針に従い、受講生のデータやアセスメント試験結果などをシステム上に保管します。
  • それぞれの認定校は、IFAの情報保護する方針に加えて、独自の情報保管・削除に関する方針を定めています
セクション 11: 受講生の会員制度について

a) 受講生は、所属の認定校によりIFA学生会員に登録されます。

b) 受講生は、氏名、生年月日、住所、Eメール、電話番号、学生証に使用するパスポートサイズの顔写真(JPEG仕様)、またIFAが個人情報を扱うことを許可する同意書を提出してください。

c) 以下の項目に申し込む際は、対応するそれぞれの証明書を提出してください。

  • 合理的な調整と特別な配慮に関する方針例:障害の詳細、学習障害、精油へのアレルギーなど
  • 免除科目
  • プロフェッショナル精油セラピーコース(申し込み基準を満たしているかの証明書)

d) 全ての会員は会員規約に従う義務があり、会員期間は特典を享受できます。

e) 学生証に記載されている期限内に、IFA資格を修了する必要があります。

f) 会員期間の延長をご希望の場合は、特別考慮願い届け にご記入していただく場合がございます。

g) 受講生は卒業と同時に(IFAアセスメント試験に合格すると)自動的に学生会員退会となります。

h) 受講生の学生証は認定校に送付されます。IFAアセスメント試験を受験される際は、必ず身分証明書として学生証を持参してください。

i) 学生会員登録費が授業料に含まれているか、または追加で支払う必要があるかは認定校により異なります。ご不明な点は、認定校にご確認ください。

セクション 12: 学習のサポート

a) 受講生は、学生会員に登録され次第、IFAウェブサイトの学習サポートの資料にアクセスできるようになります。

b) 受講生がサインインする際に必要な情報は、確認書に記載されています。こちらは認定校から配布されます。

c) すべての会員は、登録住所にてアロマセラピータイムズを受け取ることができます。中国、香港、台湾、日本にお住いの方は例外となりますが、これらの国にお住いの方々は、学習サポートウェブサイトにて、デジタル翻訳版を英語版と共にご覧いただくことが可能です。また、春、夏、秋号はデジタル版のみになりますが、冬号は郵送されます。 

セクション 13: 住所変更

a) IFAに登録してある情報に変更がある場合は、所属の認定校にお知らせください。その後、認定校からIFAへ連絡がいきます。

b) 氏名の変更や、紛失や破損などで新しい学生証が必要になった場合は、ウェブサイト上のIFA オンラインショップからお申し込みください。

セクション 14: 合理的な調整と特別な配慮(特別な支援が必要な受講生へのサポート)

a) 特別な支援が必要な場合は、どの資格のコースが適しているかやトレーニングや手順などにどのような調整が必要かなど、認定校からアドバイスを受けることができます。
b) 特別な支援が必要な受講生が受講される際は、出来る限り障害による不利な点が軽減されるようサポートいたします。

c) 特別な支援が必要な受講生は、必要な器具などについて認定校と相談の上、対応を協議してください。

d) IFAと認定校は、合理的調整特別配慮する方針に沿って最適な方法を選択します。

e) 正しい手続きを経てご提出いただいた特別考慮願い届けは、さまざまな状況を考慮した上で対応いたします。

セクション 15: 単位認定・履修済み科目免除制度

a) IFAと認定校は、単位認定履修済科目免除する方針に従い、単位認定と免除科目の認定を行います。

b) IFAアセスメント試験を受験するには、認定校に承認され、かつIFAに登録された学生会員であることが条件です。

セクション16: 必須課題

a) 資格の詳細の項目に記載されている通り、IFAアセスメント試験の前に必須課題を必ず修了してください。IFAアセスメント試験は全体評価に関わります。

b) 受験に必要な課題を修了していないにもかかわらず、受講生に試験を受けさせた場合は、その受験にかかった費用(審査員、通訳者、及び翻訳者の経費等)が違反金として、原則、認定校に課されます。ただし、違反金の支払いについては、受講生に課される場合もありますので、詳細については認定校にご確認ください。

セクション 17: 模擬試験

受験生は全員、IFAアセスメント試験を受ける前に、認定校が実施する模擬試験に合格する必要があります。

セクション 18: 不正行為と剽窃 

a) 受講生は不正のないよう、オリジナルの作品を作ってください。

b) 受講生は、IFAの不正行為盗用する方針を読み、どのような行為が不正または盗用とみなされるかよく理解してください。

c) IFAアセスセント試験で不正が発覚した場合は、試験結果が無効となると同時に再受験も不可能になり、IFA会員になることも永久的に不可能になります。

セクション 19: IFAアセスメント試験

a) IFA資格は、IFAアセスメント試験に合格した者にのみ授与されます。

b) 審査員が認定校に来校し、試験を実施します。

c) 受講生は、コース終了後一年以内にIFAアセスメント試験を受験する必要があります。ただし期間の延長が必要な場合は、認定校より特別考慮願い届けをもらい提出してください。
セクション20: IFAアセスメント試験

a) 受験者は本人認証のため、IDカードを持参してください。

b) IFAアセスメント試験の流れや当日の予定などは、認定校にお問い合わせください。

セクション 21: 試験日程

a) IFAが、試験開催期間のなかで審査員が来校可能な日程を認定校に提示し、試験日を決定します。

b) IFAが書面にて試験日の決定を確認後、認定校は受講生に試験日程をお伝えします。

c) 試験日程の遅延や受講生の希望日ではなかった場合に発生する、直接的または間接的に起こる損失や損害に、IFAは一切責任を負いません。

セクション 22: 試験開催場所

a) 規則として、IFAアセスメント試験は受講生がトレーニングを受けた認定校で行われます。

b) しかしながら、一つの地域に受験生が集中している場合、IFAが理論試験の会場として他の場所を指定することがあります。その場合は、認定校が事前に場所をお知らせします。

c) 試験期間中に転居する場合や、認定校で試験実施可能な最低催行人数6名に満たない場合などは、他の認定校で受験することが可能な場合もあります。25.トランスファーの項目をご確認ください。

セクション 23: IFAアセスメント試験の使用言語

受験生が不利にならないように、アセスメント試験は受験者の使用言語で実施されるように、IFAと認定校は協力します。

セクション 24: 受験キャンセル

a) 認定校は、最低4ヶ月前にはIFAアセスメント試験の日程を決定し、受講生が出席できるように、十分な期間を持って試験日程を告知します。

b) 試験日に受験が不可能な場合は、明らかになり次第認定校に知らせてください。認定校より志願者キャンセルフォームをもらい提出してください。

c) 受験費用の返金は、無効な理由や欠席などでは認められませんが、有効な理由であれば、追加費用なしに再受験が可能な場合もあります。受験者は試験費用が授業料に含まれているか認定校にご確認ください。

d) 有効な理由として、健康上の理由や事故、また忌引きなどがあげられます。証明できるものを提出してください。例:適切な証明書。この場合、受験者は次期日程にて、受験可能です。受験生が深刻な状態である場合は、受験費用は返金されます。

明確にするために記すと、妊娠中であることは、実技試験をキャンセルする理由としては認定されますが、理論試験をキャンセルする理由にはなりません。

e) 有効な理由の有無にかかわらず、受験生が試験を欠席できるのは最大3回までとします。それ以降は再度コースを受講してください。

f) 受講生は、受験日をよく確認し受験の計画を立ててください。

セクション 25: トランスファー

a) 受験者は、試験を他の認定校で受ける有効な理由を示すことができれば、トランスファーを申し込むことができます。

b) 試験を欠席した場合や再受験が必要な場合、また次期試験日程まで待てない場合に、他の認定校で受験可能な場合もあります。この場合、授業を受けた認定校が試験を行うのと同日程で、他の認定校での受験が可能です。IFAトランスファー制度に従い、認定校が受講生と調整いたします。

c) 他の認定校で受験可能です。

注意:現実的に他の認定校で受験不可能な場合もございますので、その際はご了承ください。

d) 受講期間中に、認定校のサービスへの不満などを理由にトランスファーをご希望の場合は、苦情に関する方針に従ってください。

e) IFAのトランスファー制度に従い、IFAは受講生の他の学校へのトランスファーのサポートを出来る限り行います。

セクション 26: 試験結果

a) 認定校が受験者に試験結果をお伝えします。

b) 試験結果は、試験終了後8週間以内にIFAが発送します。こちらの期間は、採点、手続き、また翻訳などで必要な期間になります。

c) 認定校は、試験実施後8週間以内に、試験結果についてIFAに問い合わせることはできません。

d) IFAに試験結果について直接問い合わせた受講生には、所属の認定校をご案内します。

セクション 27: 試験合格証明書

a) 試験合格証は、まず郵送で認定校に送付され、その後合格した受験者に配布されます。

b) 合格証は、受験者が全ての試験やアセスメントに合格後に発行されます。(一部合格などはありません)

c) 不合格者には、再受験が必要な試験を明記した書類を配布します。

d) 合格者には、IFA卒業生会員への申込みを£10の割引価格でご案内します。会員になることにより、IFAセラピストリストに新しい資格保持者として掲載され、就職の際に雇用者やクライアントがセラピストの資格を確認する際にも利用されます。

セクション 28: IFAが提供する資格

a) IFA試験合格証書には、それぞれの単位の成績が記載されています。

b) 現在IFAは認定校やアロマセラピストの活動を43カ国に規制しており、IFAの資格は高いトレーニング基準を設けていることで知られています。国によって基準や規制などが異なりますので、受講生は、将来仕事をする国の大使館のビザ部門にお問い合わせください。

c) 認定校やIFAは、就職の際など、雇用主やエージェントから受講生の学習内容などの質問や問い合わせを受けた場合、それらに回答します。

セクション 29: 合格証書の再発行

a) 合格証書を紛失したり、また氏名に変更が場合などは、認定校より再発行依頼フォームをもらい、記入しIFAに提出してください。

b) 合格証書を再発行する前に必ずオリジナルの証書を返却するか、使用不可である証拠を提出してください。例:破れた写真など

c) IFAはディプロマや他の認定校が配布した内部資料の再発行は致しかねますので、ご注意ください。この場合は認定校にお問い合わせください。

セクション 30: 試験のフィードバック

a) IFAに、受験生の試験結果について問い合わせがあった場合対応はいたしかねます。

b) 試験結果に異議がある場合は、 IFAウェブサイトにあるIFA 異議申し立てに関する方針 に従い、認定校のサポートを受けて申し立てを行ってください。

セクション 31: 課題の再提出

a) ケーススタディや課題について、主要講師からは合格点をもらったが、IFA審査員は基準に満たないと判断した場合、追加の課題を明記したレポートを送付しますので、こちらを提出し合格してください。

b) こちらの追加の課題は、最長8週間の期間が設けられています。サービス料金に関する方針に従い、再評価の費用とともに提出してください。再評価の費用を認定校が支払いうか受講生が支払うかについては、認定校に確認してください。

c) 追加の課題審査は、最長で8週間かけ、IFA本部で審査員出席のもと審査されます。合格証書は審査を通過するまで発行されませんので、課題の再提出はできる限り迅速に行うことを推奨いたします。

d) 合格証書は、全ての必須課題や IFAアセスメント試験を修了後に発行されます。

セクション 32: 不合格の場合

試験に不合格だった場合は、再受験してください。

セクション 33: 再受験

a) 再受験する場合は、1年位内に受験してください。

b) 万が一、健康上などの理由で1年以内に再受験が不可能な場合は、特別考慮願い届けを記入し認定校に提出してください。

c) 受講生は最高3回まで再受験が可能です。3回目の受験で合格できなかった場合は、もう一度コースを受講し、十分な備えをして再受験してください。

d) 再受験する場合は、十分な学習時間を確保し臨んでください。

e) 再受験する場合は、認定校の次期試験日程で受験するか、またはトランスファー制度に従い他の認定校で再受験することが可能です。


セクション 34: 試験結果への異議申し立て

a) 受験者は、試験結果について異議申し立てすることができます。IFAウェブサイトのIFA 異議申し立て制度に従い行ってください

b) 試験結果に異議申し立てを行う場合は、必ずIFAの異議申し立て制度を読み、抗議可能か確認し、認定校のサポートを受けた上で申し立てを行ってください。

c) IFAは異議申制度に従い、全ての申し立てについて再審査を行います。

セクション 35: 苦情

a) 認定校のサービスなどに不満がある場合は、適切な処置を取り改善を図りますので、IFAに知らせてください。

b) IFAは、受講生によるいかなる苦情も真摯に受け止め、徹底した調査を行います。こちらの調査は、 IFAウェブサイトにある業務不履行する方針 に則って行われます。

c) 認定校についての懸念を提起する場合の手続きなどに関しましては、IFA の苦情する方針 をご覧ください。

セクション 36: 責任制限及び補償範囲

a) IFAは、契約、不法行為(過失を含む)ならびに法的義務不履行、また受講生と認定校(IFAにとって第三者機関)の間で取り決めした契約から生じる事項に、受講生に対して一切の責任を負いません。

b) IFAは、試験日程の遅延や試験希望日程に添えない場合に発生する受講生の給与の損失やその他損害などに、受講生に対して一切の責任を負いません。

c) いかなる請求や一連の関連する請求に対して、契約や不正行為(過失を含む)、または法的義務不履行や約束違反ならびに受講生と認定校(IFAにとって第三者機関である)の間で取り決めた条件から生じる利益の損失や間接的または結果的な損失において、IFAのすべての責任は、請求の原因となった出来事(または一連の中で最初の請求)の直前の12ヶ月の期間内に、受講生が認定校に支払った学生会員登録料と同等の最大合計額に制限されます。