IFA Professional Aromatherapy Diploma Course
IFA プロフェッショナル アロマセラピーディプロマコース
概要
資格の概要
講義を伴う学習時間 : 250
自習時間: 430
モジュール: 5
レベル : HE 4 - 5 に相当
年齢制限:18 歳以上
料金: コースを提供する認定校によって異なります。
開始日: コースを提供する認定校によって異なります。
場所: コースを提供する認定校によって異なります
コースの目的
IFAプロフェッショナル・アロマセラピーディプロマコースでは、臨床的なアロマセラピーの知識と理解を高め、受講者が最先端の治療技術を得るために設定されたコースです。業界のエキスパートたちによって考案された、市場において利用可能なもののうちで最も高水準で総合的なコースのひとつです。受講者は70種類以上の精油と30種類のキャリアオイルを自信を持って使用できるようになり、それぞれ特定の精油の治癒効果を理解すると共に、それぞれのクライアントに合わせた処方の仕方を学ぶことができます。IFAの哲学では、セラピストはタスクをどのようにやり遂げるかだけではなく、なぜ行うのか、そして背後にある基本原理を理解することを大切にしています。
この哲学を実践することにより、将来素晴らしいキャリアの発展の機会に恵まれるでしょう。
対象者
IFA プロフェッショナル・アロマセラピーディプロマコースは未経験者、またはすでにアロマセラピーやマッサージの資格をお持ちでさらなるレベルアップを図りたい方に向いています。免除科目は解剖生理学のみに適応されます。
コースでカバーされる内容は?
このコースでは、コミュニケーションスキルを向上させると同時に、精油セラピーの知識を上級レベルまでレベルアップさせることを目的としています。このコースはIFAシラバスに沿って進められます。IFAシラバスは、明確な目標とゴールを設定し、全国職務基準(NOS)や全国資格単位枠組み(QCF)を取り入れ、アロマセラピーコアカリキュラムの必要条件を満たしている講義要目です。コースでは以下のことを学習します。
- 歴史や哲学的観点から見る精油セラピーの総合的知識と基本原理。
- 解剖学用語、人体および人体に影響を与える病気や症状の理解。公共の安全および専門的な実践範囲。
- 70種類の精油の芸術的、科学的側面の理解。状況を考慮し安全に使用する知識。例)植物学、抽出と製造、化学、セラピー療法時の潜在的危険性と毒性。
- 嗅覚と大脳辺縁系を理解し、香りの特徴と嗜好や精油がもたらす心理的利点と認知促進としての効果。
- 研究から得られたエビデンスを元に、適切なトリートメントの始め方と個人のニーズを読み取るスキル。
- クリニックでのアロマの処方方法。ヒドロゾル、30種類以上のキャリアオイル、ベジタブルオイルなど精油セラピーに適する成分。
- さまざまなテクニックを用いたアロママッサージ手法、および多様なセラピストたちのマッサージスタイル。
- 調香師の技術。精油の香りの分類の方法、揮発性とノート(香調)のシステム、精油をブレンドする際の比率や分量の理解。
- リフレクティブプラクティスの活用と、個人のコミュニケーションスキルやセラピー技術の習得。クライアント管理やセラピー上でのクライアントとの関係の理解。
- パーソナルとプロフェッショナル両面の発展を客観的に評価すること。体系的な生涯学習の必要性。
- 安全で適切な労働環境を整えるために必要な要素。倫理観や精油セラピーを実践する上で必要な労働基準条件。
- アロマセラピー関連の最新研究、関連する商品、研究方法や研究論文の執筆方法、伝統的医学と研究を元にした臨床研究の相違点や関係性への精通。
将来へのキャリアパス
国際的に認められたこの資格は、サロン、スパ、ホテル、補完療法クリニック、病院、ホスピス、特別ケアユニット、コンサルタント業務、プライベートプラクティスなど、さまざまな職場での就職機会がもたらされるように準備されています。
資格取得後に、卒業生は自動的にIFAの正会員へ入会する権利を取得できます。アロマセラピスト国際連盟( IFA)は1985年の設立以来、最も歴史の長い最大規模のアロマセラピスト団体です。会員特典はこちらをご覧ください。
この資格は受講者の雇用機会を主な目的としている一方で、受講者はまた、その知識と技術を高めたい場合に以下の専門資格課程の修了を目指すことができます:
本コースを認可している団体
の資格は、IFAによって設立され管理されています。また、イギリス議会が管轄する独立的な組織PSA(Professional Standards Authority for Health and Social Care)の一部であるCNHC(Complementary & Natural Healthcare Council)により承認されています。
業界のリクルーターおよびエージェント、新聞社、特定の病気に関するチャリティ団体、NHSといった多くの組織により私たちのコースとトレーニングの品質は認められ、IFA資格を持つセラピストは信頼を得ています。さらに、ロンドン内外の政府組織やヘルスケア保険の提供者によっても評価されています。
構造
構造
コースの各要素は必修です。もしあなたが解剖生理学の免除資格を持つ場合は、該当のモジュールが免除となります。履修済み科目免除ポリシーで詳細をご確認ください。
このコースはIFAプロフェッショナル・アロマセラピーディプロママニュアルに沿って進めていきます。IFAアロマセラピーマニュアルは、明確な目標とゴールを設定し、全国職務基準(NOS)や資格単位枠組み(QCF)を取り入れた講義要目であり、アロマセラピーコアカリキュラムの要求事項の水準を超えた内容となっています。シラバスの各講義パートの末尾では、試験での設問の例が含まれています。受講者はIFA学生会員として登録された後、IFAのウェブサイトにログインしシラバスを購入することができます。
QCFは関係する全ての資格を体系的に管理しています。この資格はHEレベル4ー5の基準であり、37以上の単位に相当します。単位の価値は講義及び学習内容の深さと広がり、また講義、学習、研究、 復習、タスクと課題の完成のために必要な時間を示しています。5つのモジュールがこの資格に含まれています。
解剖学、生理学と病理学 65 GLH 150 SSH 10 単位の価値
アロマセラピー 124 GLH 160 SSH 17 単位の価値
マッサージ療法 33 GLH 50 SSH 06 単位の価値
専門的実務 21 GLH 50 SSH 03 単位の価値
実務研修 07 GLH 20 SSH 01 単位の価値
コース期間
最短9ヶ月 (1学年)
最長24ヶ月(2学年)
コースを終了した一年以内に、受講者はIFA外部試験を受けることが義務付けられています。
授業
IFAアロマセラピーディプロマコースの授業は、IFAマニュアルに沿って進められますが、各認定校により授業の特徴は異なります。よって、各認定校ではIFAが定めた規定学習時間並びに自習時間が遵守された上で、主要講師が学習者のニーズや能力を考慮し決定された教授法に基づき、授業が行われています。
指導法、規定学習時間、及び自習時間は、将来受講生が自信や思いやり、また十分な能力や熱意を持って仕事に取り組めるように定められています。下記の定義をご確認ください。
規定学習時間(GLH):講師と学習する時間、またはその他の体系だった学習時間。例:指示課題、Skype、課題や個人学習や実習のサポート時間を含みます。講師と学習する時間1時間につき、1−3時間の自習学習が必要です。
自習時間(SSH) : 復習、ポートフォリオ、研究、ウェブサーチ、リフレクティブプラクティス、プロジェクト、ケーススタディなど受講生が個人で自習する時間を含みます。
通信講座 :通信講座は、学習の一環として利用することはありますが、これが指導学習時間の全体の50%を上回ることはありません(コースの構成をご覧ください)。IFAの講義要綱は、理論と実践の両方を含みます。通信講座が適しているのは、理論科目(例えば、解剖生理・病理学、経営学、研究、課題や専門的実践の一部)や、実践科目の一部(例えば、SkypeやFacetime、DVDやその他の電子媒体を使用した、実演、プレゼンテーション、セミナーと講義)です。電子通信による情報提供の適切性に関しては、各センターの裁量で判断しています。
コースの実施方法については IFAの公認センターに直接お問い合わせください。
評価
評価
資格を取得するためには、課題を提出し、コース終了後に全体的な評価をするアセスメント試験を受けて、学習内容を十分に理解していることを示す必要があります。
必修課題
下記の必修課題は、IFAの審査員がIFAアセスメント試験を行う前に、主要講師が評価します。試験の際に、受講生はポートフォリオとして課題を提出してください。ポートフォリオには受講生の講義ノートや講師が出した課題、並びに学習成果やその他の関連するトレーニングや資格の成果も含まれます。
ケーススタデイ
受講者は、60の異なるトリートメントで構成されるケーススタディの修了が必要ですケーススタディは、実践評価とリフレクティブプラクティスを含みます。(例:6人のクライアントそれぞれに対する6種類のトリートメント(合計 36)と、アロマセラピー手法の論述9種類およびトリートメント15種類(合計24)とを組み合わせる等)。ケーススタディを通して、受講者は実用的なスキルや、施術プランを学び、また最適なレメディを作成する能力を養います
実務課題
受講者は約2000〜2500語の長さの事業計画をたてる必要があります。この課題を通じて、事業に必要となる調査、費用の見積もり、準備およびプレゼンテーションについて修得し、補完療法関係の企業を立ち上げ成功するための要件について理解を深め実演します。
研究課題
受講者は約2500語の長さの研究論文を書く必要があります。研究論文は証拠を示します。受講者はさまざまな情報源(参考図書、ジャーナル、電子データベースなど)から自身が行うトリートメントの効果を観察、探求、復習、評価します
リフレクティブプラクティス
受講者は内省的な実践課題のポートフォリオを提出する必要があります。この課題を通じて、受講者はアロマセラピーの実践とプロセスを評価する能力を身につけ、自身が実践している内容の範囲や限度、CPD(継続的専門技術開発)の重要性などに対する理解を深めます。
必修IFAアセスメント試験
IFAプロフェッショナル・アロマセラピーディプロマの資格取得には、IFAアセスメント試験に合格する必要があります。試験を受けるためには、上記の必修課題を修了し教師による内部模試を経ること、そして最低80パーセントの出席率が必要となります。
IFAアロマセラピー検定試験は3つのパートに分かれております。
アロマセラピー理論およびマッサージ手法 ー 2時間
解剖学と生理学 ー 1時間(免除される場合あり)
実技評価 ー 3時間(連続的なマッサージ施術、面接とコースワークの復習を含む)
免除
こちらの履修済み科目免除ポリシーからご確認ください。
IFA品質保証審查員が試験監督の為に認定校へ訪問します。認定校は試験日程を設定し、IFA事務局に書面でその日程について確認します。試験についてのお問い合わせは、関係する教師にお尋ねください。
認定校
公認センター
開講時期、スケジュール、受講料の詳細などの必要事項については、IFAの公認センターに直接お問い合わせください。お近くのIFAプロフェッショナル・アロマセラピー・ディプロマの認定校を、郵便番号から検索できます。
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IFAのコースの受講者全員には、IFA本部より生徒IDカードが発行されます。ご注意ください:IFAの公認センターだと不当に主張する、「IFAの基準を遵守している」などの表現で認定資格をほのめかす、IFAのロゴを悪用するなどの企業があります。このような行為は認められておらず、IFAはこのような主張をするいかなる企業に対しても然るべき対応を取ります。こちらのリストに載っていない企業は、IFAからの認定を受けていません。IFA資格があるか疑わしい企業や個人については、IFAへお問い合わせください。
お近くでスクールが見つからないですか? 残念ながら、IFAがコースを開講していない国や地域もあります。お近くにIFA公認スクールが見つからない、遠方で通うことができない場合は、レベル3のアロマセラピー資格を取れるコースを探す方法があります。こちらの例をご覧ください。修了すると、IFAに準会員として加わるか、アップグレードコースに申し込むことができます。これは現在お持ちの資格から、IFAのアロマセラピー・ディプロマ水準への橋渡しとなるコースで、より少ない出席回数で修了できます。アップグレードコースを修了すると、IFAの正会員資格が与えられます。資格のアップグレードに関する情報は、こちらをご覧ください。
よくあるご質問
よくあるご質問
以下によくある質問を掲載しています。役立つものがあるかもしれません。回答を読むには、矢印をクリックしてください。質問がここで取り上げられていない場合は、まずは 受講者ハンドブックをご確認ください。疑問の大半への答えが見つかるはずです。他に具体的な情報を知りたい場合は、IFAの公認センターに直接お問い合わせください。
コースの実施について
残念ながら、IFAの公認コースを開講していない国や地域もあります。お近くにIFA公認コース提供者が見つからない、遠方で通うことができない場合、レベル3のアロマセラピー資格を取得できるコースを探すという方法があります。こちらの例をご覧ください。修了すると、IFAに準会員として加わるか、アップグレードコースに申し込むことができます。これは現在お持ちの資格から、IFAのアロマセラピー・ディプロマ水準への橋渡しとなるコースで、より少ない出席回数で修了できます。アップグレードコースを修了すると、IFAの正会員資格が与えられます。資格のアップグレードに関する情報はこちらをご覧ください。
通信講座は、学習の一環として利用することはありますが、これが指導学習時間の全体の50%を上回ることはありません(コースの構成をご覧ください)。IFAの講義要綱は、理論と実践の両方を含みます。通信講座が適しているのは、理論科目(例えば、解剖生理・病理学、経営学、研究、課題や専門的実践の一部)や、実践科目の一部(例えば、SkypeやFacetime、DVDやその他の電子媒体を使用した、実演、プレゼンテーション、セミナーと講義)です。電子通信による情報提供の適切性に関しては、各センターの裁量で判断しています。コースの実施方法については IFAの公認センターに直接お問い合わせください。
日程と開講時期は、個々の公認センターが決めています。詳しくはIFAの公認センターに直接お問い合わせください。
免除と学習経験
IFAの「単位認定と免除に関する方針」をダウンロードしてご確認ください。
IFAの「単位認定と免除に関する方針」をダウンロードしてご確認ください。
試験
IFAは試験官(外部品質保証者)を、試験が行われるセンターに割り当てます。試験日程は指導員とIFAとの間で調整し、指導員からお知らせします。センターが受講者に試験日時をお知らせするのは、IFAが合意し、書面で確認してからになります。
試験日程の遅れや、センターからの日程の希望に添えないことにより生ずる、いかなる損害に関しても、IFAは一切責任を負うものではありません。センターとのIFAの契約の骨子に、試験実施日程は含まれていません。
一般的には、試験は受講しているセンターで行われます。例外的な状況においてのみ、異なる場所で試験は行われます。また、受験者が多い場合に、理論科目について、IFAが集合試験を設定する場合があります。
転居などにより、コースをある国・地域で受け、試験を別の国・地域で受けることも考えられます。この場合、試験は元のセンターの試験と同じ時間に、別のセンターの試験場所で行われます。試験を受けたい国・地域に公認センターがあり、実際に行けることを確認するのは受講者の責任です。ご注意いただきたいのは、他のセンターの受講者を試験のために受け入れることを、IFAはセンターに要求することはできず、現実的に可能とも限りません。保証されるものではありませんが、IFAは受講者の支援に最大限を尽くします。
全ての受験者は、IFAの公認センターを通して試験を申し込む必要があり、評価の後に試験許可が下ります。IFAの「単位認定と免除に関する方針」をダウンロードしてご確認ください。
こちらから「移転に関する方針」をダウンロードしてご確認ください。
費用
受講料は各公認センターの裁量で決められています(IFAではありません)。費用と支払方法に関しては、IFAの公認センターに直接お問い合わせください。
受講料は各公認センターの裁量で決められています(IFAではありません)。費用と支払方法に関しては、IFAの公認センターに直接お問い合わせください。
資格
IFAは現在、30以上の国や地域で活動しています。IFAのトレーニングの高い水準のため、IFAの資格は雇用者にもよく知られ、認められています。
しかしながら、国によって事情が異なりますので、セラピストは活動したい国の大使館のビザ担当者に連絡を取り、その国で働くのに必要な基準を必ずご確認ください。